短編

□どっちが子供か解りゃしない!!
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正臨です。

正臣くんは臨也さん大好きどころじゃない。

キャラ崩壊注意。















「臨也さん、いーざーやーさん」
「うー…あとごふん」
「起きて下さい!」
「えぇ…ねむいよ」
「もう11時ですよ!?」
「ほんと?」
「はい」
「うぁぁぁぁきょうしきさんとおはなしあるのにぃぃぃ………………………………………くー」
「寝るなぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!


全く…頼まれてたから起こしにくればこれだよ。


この起きるか起きまいかの攻防は8時から続いている。


「臨也さん!!いい大人がみっともないですよ!?さっさと起きて下さい!」
「あとごふん」
「もう3時間たってんすよ!!」


馬鹿だ。この人は馬鹿なんだ。


ったく…いつもは子供扱いする癖に…


「あんたの方が子供じゃねぇか馬鹿…」


「っ…きだくん」
「!!」

「きだくん…おこ…った」
「えぇ!?」
「ごめ…んなさい、おきるね」
「……怒ってました?」
「え、ちがうの」

どちらかと言うと呆れてたんだけど

「こわかった…」
「あー…すいません」
「ち…ちが」
「え?」



「きだくんにきらわれるのやだ…こわい」
「………!!」



この人は…ほんと


「臨也さん」
「な、なに?」
「俺は臨也さんの事好きなんて一言も言ってないんですけど」
「う…」
「……………嫌いとも言ってねーし」
「え?」
「……ほら!!もう目が覚めたでしょう、顔洗って来て下さい!」
「う…うん」


臨也さんは素直に頷いてずるずると洗面所へ向かった。




「………」







「……………………はぁ」









臨也さんの馬鹿野郎。










「嫌いなわけないだろ、ばーか」










だから呆れただけで涙目とかほんと勘弁してほしい。


心臓爆発するわ。


end


正臨大好き過ぎて困る。
正臨らぶ!!広まれ!!

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