短編

□だって僕ら高校生ですもの
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来神時代。四人でカラオケに行くそうです。

有無を言わせず臨也は愛されています。

新羅さんの扱いが酷いです。














学校帰り、久し振りに今日は四人でカラオケに来た。

「ねーねー最初誰から歌う?」
「あー…俺はパス」
「俺も」
「臨也歌いなよ」
「3人共ノリ悪いなぁ」
「ノリの問題じゃねーだろコレ」


密かにシズちゃんやドタチンの歌声を楽しみにしながらも(新羅とはいつも来てるため)俺は手慣れた手付きで歌う曲を予約する。

「出席番号8番折原臨也歌いまーす!!」

♪♪〜♪〜♪〜


「皆俺の歌を聞けぇぇ!!!!」
「るっせー!!ノミ蟲黙ってろ!!」
「静雄ここカラオケだから」


「き〜み〜はだ〜れ〜ときっすをす〜る〜♪」

「わ〜たしそれとも〜あっの〜こ〜♪」



「臨也俺はき、キキキスなんて許さないぞ!!」
「門田くん落ち着いて、歌だよ」
「ふ……手前以外とする気はねぇよ、安心しろ。」
「静雄……(妄想乙)」

「ふぅー…やっぱ最初は声出ないねー」
「「「(あれでいまいちなのか…)」」」

「じゃあ次はシズちゃんね!!」
「何で手前に決められなきゃいけねーんだ」
「いーじゃん、折角来たんだし…シズちゃんの歌、聞きたいな…」
「(キュン)……………………しょうがねーな」

シズちゃんは渋々ながらもマイクを手に取り、慣れない手付きで曲を予約する。



「皆俺の歌を聞けぇぇ!!!!」
「何で静雄も言ってんの!!!?」
「いぇー!!」
「そういや静雄が歌うの珍しいな」
「……え?二人ともスルーなの?僕がおかしいの?」


「ねぇ〜だいすきなきみへ〜(チラッ)わらわないできいてくれ〜(チラッチラッ)」

「あいしってるっだな〜ん〜て〜くさっい〜けど〜ね〜(チラッ)」



「まさかのラブソング…」
「何でシズちゃんチラチラ俺の事見るの?」
「臨也には解らなくていい事だ」

視線が気になったけどシズちゃんはいい声してるだけあって歌も上手かった。何かムカつく。


「じゃー次ドタチン!!」
「解った解った」

えへ、ドタチンの歌………絶対イケメンだよね…!!

「そんな事ないぞ」
「えっ!?ど、ドタチンエスパー!?」
「途中から声に出てたよ臨也」



「皆俺の歌を聞けぇぇ!!!!」
「門田くーーん!?何これ僕も言わないといけない感じ!?」


「だいこうずいの〜へや〜に〜♪のっくのおとが〜ころがった〜♪」

「だれにもあえないかおなのに〜もうな〜んだよどちらさ〜ま〜♪」



「ドタチン選曲神すぎ…!!はぅ…かっこいいよぉ…!!」
「…………(イラッ)」
「……いっ臨也!!でもさっきの静雄もかっこよかったよね!!」
「うん!!シズちゃんもかっこよかった!!」
「………ば、かじゃねーの」
「(良かった、グラスの命は助かった)」


「じゃあ次は新羅だね」
「なーに歌おっかなー、お、これにしよ!!」

ぴっ

「皆俺n「「「黙れ眼鏡」」」
「あんまりだ!!」


「すきっすきっすきっすしよ〜ぜ〜〜♪」


「ドタチン…新羅がキモいよ…」
「見るな臨也!!目の毒だ!!」
「あれは妖精さんなんだぞ、ノミ蟲」

「……僕らって友達だよね?」




end

選曲は管理人が各々に歌ってほしいと思った曲です。

四人の隣の部屋の人が非常に羨ましい。

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