短編

□チョコプリーズ
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キャラ崩壊注意。

くだらないです。









男達がもっとも燃えるイベントとは何か?

クリスマス?違う。
彼女の誕生日?違う。

男達がもっとも燃えるイベント…それは、




バレンタインデー、だ。




「……………。」

そして今日はそのビッグイベント、バレンタインデー。

僕、岸谷新羅の目線は今、貰ったチョコレートを静雄に見せびらかし、いつも通り喧嘩を勃発している折原臨也に向けられる。

僕が今気になっている事は1つ、


臨也が今日、チョコレートを誰かに渡すのか、どうか…だ。


これが気になっているのは少なくとも私だけじゃないだろう。

臨也は来神高校のアイドルだからね。


「あはっほんっとシズちゃんって単細胞だよねー」
「いざやぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

……静雄は解ってるのかなぁ、今日は1年に1度の日っていう事を…。

「シズちゃんのばーk」
チョッコレイト〜♪
チョッコレイト〜♪

…………!?

突然静雄の携帯から某お菓子工場のテーマソングが流れだした。

「あ…あれ?マナーモードにしたはずなんだけどよー…」

なっ………!?

静雄演技下手過ぎじゃない!?

何あの匂わせ方!!

「シズちゃん…」
ほら流石の臨也もドン引きだよ!!
「そんな着メロあんだ!?初めて知ったよー」
まじですか

「い、臨也…」

静雄…予想外の反応に困ってる…ぷは、ざまぁ。
「臨也」
「ドタチン!!」

おぉっと…お父さんの登場だ。

「時に臨也、今日はバレンタインデーだが」
はっきり言ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!

父さん潔すぎるだろ!!

「まさか…とは思うが、他の野郎にチョコレートを作ったりは…」
「したよ」
「何だと!?」
「俺こうゆうイベント大好きだもん、はいドタチン」
「お、おう…、て駄目だ!!他のチョコレートも出せ!!」
「折角作ったのに…」
「そうだぞ門田、臨也チョコ下さい」
「静雄ー!!キャラを捨てないで!!」
「はっうちの臨也がお前に作る訳無いだろう?」
「し、しずちゃんのもあるよ」
「何……だと」
「……っ(小さくガッツポーズ)」
「………私のは?」
「新羅は首無し以外からは貰わないでしょ…」

「なっ」
「で…でも!!作ってやったんだから貰えよ!!」
「はいはいツンデレ乙」
「新羅殺す」


「……他には作ったのか」
「んーん!!3人にだけ!!」
「「「………!!」」」


「ありがとよ」
「ありがとう、臨也」
「………っあ、りがと…よ


「……えへ」
「どういたしまして!!」

僕らの姫はご満悦そうににこにこ笑った。






「時に臨也、このチョコレートは」
「友達チョコ」

end

甘い話が書けない…
ど、どうしてもギャグに突っ走る。

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