短編

□身長を伸ばすにはどうすりゃいいんだい?
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静+新+門→臨

ドタチンは臨也さんのお父さん。














「納得いかないんだよね」
「……何がだ?」



昼休み、いつものように四人で食事を摂取していたら臨也が急に立ち上がった。

「俺が一番小さい事がだよ!!」
「「「はぁ…」」」
「何さその溜め息!?」

何だそんな事か。

「ノミ蟲は確かに小さいな。」
「そんだけしか食べないからだよ臨也」
「なっ新羅だってそんなに食べないだろ!?」
「僕の方が少し大きいけどね(ドヤッ)」
「ドヤ顔で言うな、腹立つ」
「どっちもどっちだ」
「つーか俺平均だしね、シズちゃんが無駄に大きいだけ」
「無駄にって何だ無駄にって!!」
「…二人共落ち着け」


取り敢えずまたくだらない言い合いで喧嘩されるのは御免なので…二人をなだめた。

「ドタチンはどうすればいいと思う?」
「何がだ?」
「だから身長!!どうやったら伸びるかな?」
「俺はそのままでいいと思うぞ」
「僕も」
「俺よりでけぇノミ蟲とか違和感ある」
「俺は嫌だ…」


「あっそうだ!!」

するといきなり岸谷が名案だとばかりに声を上げた。

「何さ新羅、言っとくけど開発した薬とか出したら眼鏡のレンズだけ破壊するからな。」
「違うよ!!何だいそのやけに手の込んだ悪質な嫌がらせ!!」
「じゃあ何だよ」





「静雄に体を引き伸ばして貰えば良いんだよ!!」
「千切れるわ」




「はぁ…大体まずこの眼鏡野郎に聞いたのが間違いだった」
「ちょ、酷くないかい」
「やっぱ一番頼りになるのはドタチンだよねっ」
「そうか?」
「うん!!俺ドタチン大好き!!」


すると臨也が俺の背に抱きついて来た。

「ドタチンの匂い…」
「汗臭く無いか?」
「んー全然?俺ドタチンの匂いすきー」
「そか…」

「おい…っノミ蟲離れろよ!!見てると暑苦しいんだよ!!」
「はぁ?じゃあ見なきゃいいじゃん。」
「なっ…てんめ」
「別にシズちゃんに抱きついてる訳じゃないし」
「………っ」


……おーい臨也、静雄あきらかに嫉妬してんだろ。気付けよ。

「ほんとシズちゃんって短気だよね」
「静雄言われちゃったねードンマイ☆」

…岸谷は表情こそ笑っているが目が笑ってない。
「ノミ蟲殺す」
「新羅もついでにめらっと殺す」
「私もかよ」
「当たり前だごらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!」

あー静雄キレた

てか話変わってるし…
これじゃあ


「……臨也はまだやれねーな」







「結局どうすればいいんだろう」
「よく食べよく運動してよく寝ろ。後牛乳とか飲め」
「えー牛乳って本当に効くの?てか牛乳きらい」
「好き嫌いは良くないぞ」
「うー…ドタチンが言うなら頑張ってのむ」
「よし、いい子だ」

「ノミ蟲の野郎…っ!また…!」
「門田くんには敵わないなぁ…」




end

私自身身長が低いので…シズちゃん羨ましい。

来神大好き!!

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