短編

□セーラー服を着せないで
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このサイトの佐相は重度のアホップルです。

相馬さん女装注意。

私は佐藤さんが変態だと信じてる。

※キャラ崩壊どころじゃない。















「相馬…お願いがあるんだ。」

日曜日、電話で急に佐藤くんに呼び出された。

佐藤くんの家に入るのは久し振りだから少し緊張する。

お願いってなんだろう…

ピンポーン

インターホンを押せばすぐに佐藤くんがドアを開けてくれた。

「佐藤くん、お願いって何?」
「とりあえずまぁ入れよ。」
「う、うん。おじゃまします。」


言われるがままに佐藤くんの家に入ると、そこには信じたくないものが広げられていた。

「………っさとーくん!!これっ」
「………そうだ見ての通り」


「セーラー服だ…」
「何で溜めたの!?」

「ちょっ…何でセーラー服なんかがあるのさ!!」
「セーラー服なんか、だ?」
「え?」
「お前はセーラー服のよさがまるで解ってない!!」
「佐藤くんが変だ!!」

「という訳で相馬…これを着ろ。」
「何でだよ!!脈絡がないよ!!」
「俺は相馬の絶対領域を拝みたいんだよ」
「ストレートに変態発言をするなー!!」

セーラー服を持ちながら迫ってくる佐藤くんはめちゃめちゃ怖かった。

ていうかこの人本当に佐藤くん?

「つか!!俺が着ても似合うわけないって!!」
「いや、絶対似合うな、お前なら現代のセーラー〇ーンになれるだろう」
「どんな期待!?」
「青いからマー〇ュリーだな」
「ねぇ何で詳しいの?もしかしてその頃からセーラーに目覚めてたの?」
「……」
「否定してよ!!」


「そんなに好きなら佐藤くんが着ればいいじゃん!!」
「……は?」
「てゆーかそっちの方が絶対需要ある!!さとーくんが着なよ!!」
「いや似合うわけないだろ」
「絶対似合う!!さとーくん!!さとーくんのセーラー服はあはあはあ!!」

「相馬…お前」
「何さ」


「変態だな」
「君も大概だよ」



end

これは酷い
佐藤の皮を被った私だ。




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