・short dream
□だって欲しいんだもん。
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もぐもぐモグモグ。
『♪〜おぃしい〜。』
今、名無しさんは
ドーナツを食べている。
『♪〜帰りにミ○ドに寄って正解だったわ!モグモグ。』
なんといっても美味しいし!!30%割引だなんて…//
ホムクル一家にもってこいよね♪
と
嬉しそうに笑いながら
発した言葉は部屋にしみわたった。
ちなみに
今名無しさんは部屋で1人でいる。
まぁ、それは自分の部屋ではなくて…
おとくいの“彼氏様の部屋”でいるのだが。
がちゃ。
『あ!エンヴィー!おかえりぃ〜。』
エン「ハァ…ハァ;ただいま。…いないと思ったら、こんなとこに。ったく、無断ではいるなっつったろ?;」
『あはは//ごめん、ごめん。』
恋人のエンヴィーは仕事帰ってきた。
少し乱暴な言葉だけど
私を必死にさがしてたんだろう。
バンダナの下から汗が
でている。
『くす…。心配してさがしてたくせに…』
エン「…なんか言った?」
『ナニモイッテマセン。スイマソン。』
エン「よろしい。」
そういって私の頭を
撫でた。
ニコニコと黒い笑顔をされても、やっぱり私は
こんな彼氏様が
大好きなんです。
エン「何にやけてんのさ?」
『い、いや//別に!?』