ボカロ

□君のいない場所で
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静かな 静かな 森の奥で
かすかに 煌く古びた鏡に
小さく 小さく 触れた僕らは

君の場所 その世界
僕と同じ景色
ただ私だけ そこに居ない

二人分かつ この鏡
向こう側 同じ場所 僕ら歌う

伝えて 伝えて
この歌声
聴かせて 聴かせて
君のオト
いつかは いつかは
届くよねと

今もこうして 歌っています……

永遠とか 永久とか
信じていないから
いつかは いつかは
鏡が壊れて
君へと 君へと
会えるように

今も信じて 歌っています……

君の場所 その世界
いつもと同じ景色

君の場所 君の顔
疲れ果て沈む その瞳

二人を分かつ 鏡のそばの
僕らの歌声 次第にかすれ逝く

永遠とか 永久とか
信じてないけど
聞こえた 君の音
遠き記憶だけ
いつかは いつかは
届くよねと

いつまで信じて歌えるでしょうか……

君へと 君へと
この歌声
届いて 届いて
止まり逝く前に
いつかは いつかは
届くよねと

いつまで僕らは歌えるのでしょうか……

いつもの いつもの
オトの中に
聞こえた 気がした
君の 歌声
いつかは いつかは
夢見たこと

鏡にヒビが 入っていました……

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