☆Short story☆
□Crazy Flower
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「ねぇ…やろ?」
耳元で低く、そう呟く。
「ダメ…。」
しかしユノはすっかり機嫌を損ねてしまったのか、ツンとした態度でそっぽを向く。
チャンミンに耳元で囁かれ、顔を赤くしているくせにつれない態度。
「ヒョン…もう少し素直になったらどうですか?」
ため息混じりにそう言うと、半ば強引にその腰を抱き寄せた。
大好きなサラサラの髪を撫でる。
「ん…今はそんな気分じゃないんだよ…仕事で疲れてて・・やっとの休暇だぞ?」
ユノはくすぐったそうに、チャンミンの手から逃れようと体を動かす。
「……だったら…嫌でもその気にさせてあげますよ・・・(ニヤッ)」
せっかくの休暇だからこそ・・・やるんです