アマガミ!!
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あの一件以来、リオの日常生活は多忙を極めた
学校の勉強、生徒会の雑務---そして祓魔塾
悪魔に対しての知識は素人同然であるので、基本から学んでいかなければならないのだ。
それに「祓魔師になる」と決めているわけでないリオは、受験に向けて普段の勉強に気を抜くわけにもいかない。
まさに二兎を追っている状態なのだ
となれば勿論、それに見合った努力も必要になるわけで
朝は早くから体力づくりのためにランニングをして
高校の授業中も気を抜かず
昼休みはご飯を食べながらノート片手に詠唱を暗記
塾が始まるまでは生徒会の雑務をこなし
放課後は祓魔塾で勉強
そして寮へ帰ってからは、高校と塾の両方の課題をこなし
さらに予習やら復習やらもしなくてはならないのだ。
ちなみに休日は、特別に塾講師に補講をしてもらうか1日中図書館に篭っているかである。
1日24時間では足りない、目が回るような生活
そんな努力に努力を重ねる先輩を助けよう、と
祓魔塾の後輩達は自分の得意な分野でリオに協力していた。
最初は「えぇええ!?生徒会長!?」と驚き、先輩であるリオとの距離を測りかねていた彼等だったが
(志摩は「憧れのお姉様とついにお近づきにぃぃい!!」と絶叫していた)
最近では詠唱の練習には志摩や子猫丸が付き合い
勝呂は自分の使っていた教本をいくつかリオに貸したり、今までの授業のノートを見せてやったりしている。
しえみはニーちゃんの手を借り、薬草を実際にリオに見せ
出雲は魔法円・印章術や称号についての細やかな仕組みのついての説明をした。
燐などはリオの姿を見て何か思うところがあったのだろう
最近は塾の課題を忘れる事が少なくなった。
これに喜んだのは勿論雪男だ。
ちなみに燐は夜食の差し入れで
雪男は講師としてのサポートでリオの力になっている。
そんな中、リオにとって次の事件が起きた
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