BL Novel
□或る日の山吹
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「よし、じゃあ今からルドルフの偵察に...」
「南ぃ!質問質問!!! あっくんどこに行ったか知らない?」
「ちょっ、千石!今ミーティング中だぞ?私的な事は後で聞い...」
「ごめんね...?チュッ」
部員の前で耳元にキスされた南部長。
「もっもう//やめだやめー!今日の練習は終わりー!」
頬を赤く染めている南のところに来た壇は
「南部長、千石先輩に弱すぎですっ!僕には子供扱いする癖にっ!」
「壇!そっそんなことないぞ?」
「じゃあ僕にチューしてくださいです」
「へっ?」
目を瞑って口を差し出す壇。
「みっみんないるじゃないか」
「いいから早くするです」
「しっ仕方ないなー」
チュッ
満足そうにした壇を横目に...
見えたのは、亜久津だった。