Novel
□身長差
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日吉はその俺の状況をみて何なんだと訴える様にため息をはいてから口を開いた。
「だいたい身長なら2年の中では俺よりも鳳や樺地の方が高いんだからその2人に聴けばいいんじゃないんですか?」
「それじゃあ、ダメなんだよ…」
俺はほっぺを膨らませながら言った。
「…だって俺は日吉のことが好きなんだからさ!」
日吉は目を一瞬大きく見開いてから顔を赤くした。
「なっ!?どっどこからその話しになるんです!?」
「どこからって最初から!」
にこにこ笑いながら言うの俺に日吉は動揺しながらも言ってくる。
「ぜんぜん話しの接点がないじゃないですか!」
「だからありまくりだって!」
日吉はハァ!?っとした顔で俺をみてくる。
「まったく意味がわからないんですが…」
「お前って案外バカなんだな〜!」
笑いながら言う俺に日吉は俺の説明の仕方がおかしいだけだと言ってきた。
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