恋の星屑ドロボウ
□魔女と王子と奇跡の桜
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冬の厳しい寒さが続く中。
布団にくるまっていつまでも惰眠を貪っている男の部屋へと足音を消して向かう。
他の部屋とは質が違う高級感溢れるドアの前に立って、腕時計へと視線を落とした。
「……よし」
時刻は7時前。
いつもと同じ。
さぁ、突入したいと思います!
「朝だぞロジャーっ!!」
「いぎっ!?」
盛り上がっているシーツに向かって、今日も華麗なダイブを決めた。
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