おまけ

□黒バス
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「あっ弥生ちゃん!見て見て緑間君じゃない!?ねぇあれ緑間君だよね!ね!?」


「みど…?え?誰?」


「嘘っ知らないの!?コアなファンには緑間君が秀徳志望だからここ受けたって子もいるってのに!私だけど」


「有名人なの?」


「うん!聞いたことない?『キセキの世代』」


「あっ…」


「帝光中のバスケ部5人のうちの一人なんだよ。や、まぁ厳密には6人いるんだけど。3Pシュート、ぜっっったい外さないの」


「あ…あの人が…。そか、緑間君か…そうなんだ、秀徳だったんだ…そっか…」


「?なぁにその反応。実は知り合いとかいうオチ?」


「いや、えっと、友達の…対戦相手だったっていうか」


「え?弥生ちゃんバスケ部に友達いるの!?高校もバスケ部希望!?」


「えっ、あー、多分。あ、でもあんまり仲良い訳じゃないの。昔、仲良かっただけ」


「ふうん…。ああ、緑間君行っちゃう」


「どの人か分かんないけど、声かければ?」


「あそこだよあそこ。ほら、黒髪の人に話し掛けられてる、背ぇ高くて緑の髪で眼鏡の」


「どこ…、――!」


「ん?どした?弥生ちゃん?」


「――っな……なんでもない」


「弥生ちゃん?」


「い、行こっ」


「えちょっ待ってーっ!」









































「よっ緑間真太郎クン」


「…?貴様、誰なのだよ」


「ぶはっ!なに!?なにその語尾!?なのだよって言った今!?はははっ、やっべー、気ぃ抜けるわちくしょー。まっ、いいや。これからはチームメイトになるんだしな」


「…?」


「バスケ部志望だろ?真太郎クン」


「ああ、そのつもりだが。あと、馴れ馴れしく名前で呼ぶな」


「まーまー細かいこと気にすんなって!オレもバスケ部志望だから、よろしくなっ真ちゃん!」


「なっ!馬鹿にするのはやめるのだよ!」


「ぶはっ!やめるのだよ!」


「真似をするな!」












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