幻想巡笑〜銀侍遊戯〜

□第七訓*父と娘と時々万事屋
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あのテロ事件のあと

あたし達は結局警察署まで連れていかれた



ドカッ!!



そして今日.やっと解放され
三日ぶりに外へ出ることができた





そして今.出た時に傍にあった
警察署の看板を銀ちゃんが蹴る





銀「命張って爆弾処理してやったってのによォ

三日間も取り調べなんざしやがって 腐れポリ公」




無実なのに三日間も捕まってたから銀ちゃんは
少し機嫌がわるいようだ





新「もういいじゃないですか
三日ですんでマシな方ですよ

あさんのおかげで
こーしてテロリストの嫌疑も
晴れたことですし」





なぜあたしのおかげかって?



まあそれは話すと長くなるので

また今度お話ししましょう





銀「どーもスッキリしねェションベンかけていこう」

カチャ カチャ




神「よっしゃ私 ゲロ吐いちゃるよ」




新「器の小さいテロすんじゃねェェ!!」




「...(こ奴等は馬鹿か(呆))」




騒がしい銀ちゃん達を
かまってあげないと大変だからね





新「アンタらに かまってたら
何回捕まってもキリないよ
僕 先に帰ります」




(あらら〜 新八は疲れたみたいだねえ(笑))




新「ちゃんと真っすぐ家帰れよ
バカトリオ!!!」



....Why?




『えっ...うちもっすか!?』




「にゃあ〜(そなたもじゅうぶん...バカだ)」




銀「オイオイ そりゃあお前もだろ


新八帰っちまったしツッコミいなかったらこの小説成立しねーぞ


...しゃーねぇな
今回は俺がツッコミでいくか」




(銀ちゃんがツッコミか〜)


まあ銀ちゃんも
中々のツッコミ気質だからな
と思っていると




神「オェ!」ビチャ ビチャ





銀「おまっ...どこにゲロ吐いて...くさっ!!!」




神楽が道の真ん中で吐いた


「.....(呆)」




『あちゃ〜神楽大丈夫?』


神楽の傍へ向かおうとすると



ピイィィィィ



警察署の中から音がした



ばっ



銀「ん?」




ガン! ズルッ ガァン!!

「う゛え゛!!」




声の方に向くと
屋根から降ってきたオジサンが

神楽のゲロで足を滑らせ転けていた





「いだだだだだだ!!
それに くさっ!!」



オジサンが痛そうに頭を擦ってる




ピイィィ



「オイ そいつ止めてくれ!!
脱獄犯だ くさっ!!!」




銀「はィ?」『なに?』




警察の人が出てきて叫んでいるが
よくわからない




「ちっ」ガッ


神「!!」




「来るんじゃねェ!!このチャイナ娘がどーなってもいいのか」




警察の人達の方を向いてる間に
オジサンが神楽を捕まえ叫ぶ




「貴様!!」



警察の人達もそれを見て動けず




「オイ そこの白髪
免許もってるか?」




オジサンが銀ちゃんに
神楽を捕まえたまま尋ねた




銀「普通免許はもってっけど」







父と娘と時々万事屋

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(あらら そーいえばこんな事もあったな〜)
(最近インジョイしすぎて色々と忘れがちだなあ)
(まァあれから18年もたってるし)
(忘れてもしょーがないよね〜)
(今日も1日頑張ろーかね)







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