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□3人で
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「ふむ、それでお礼がしたいと?」

フリオ自室にて。
ティナは小さくうなずいた。

「何がいい、かな?」
「んー、俺ならありがとうって言葉だけでいいけどな。」
「甘いッスよ、お母さん!何かプレゼントでもっと感謝を表したいんだよな?」

ティーダの言葉にティナは首をブンブン縦にふった。ちなみにフリオは首を横にふった。


「やっぱここは女子力発揮ッスね!」
「「と、いいますと?」」

「Let's cooking!!」


と、言うことで、キッチンに移動。

「じゃぁ、簡単にクッキーでいいか?」
「うん、お願いします。」

もちろん先生はフリオ。

「ところで、何故ティーダまでエプロンを?」
「…て、手伝おうかなぁって。べべ別にユウナにあげたいとかそんなんじゃ!」
「「はいはい。」」
(お前はどこのツンデレだ。)
(最近流行りのスイーツ男子と言うことにしておくね。)

二人の優しい心遣いにより助手ティーダということで。

「じゃあまずはこのバターを混ぜます。」
「「はーい。」」

そんなこんなで調理は開始された。

「ティナ、上手いぞ〜。」
「おりゃぁぁぁあ!」
「テ、ティーダ、混ぜすぎはよくないぞ!」
「え、そうなんスか?」
「あぁ、優しく丁寧に、相手の事を考えてやってみるんだ。」
「相手…。」





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