FFDD

□○○○を貸してくれ
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バン!
「クラウド!」

バッツが勢いよく扉を開けるとキレイに片付けられた部屋でタオルを巻くクラウドが立っていた。

「…どうした?三人揃って。」

「「エロ本を貸してくれ。」」

クラウドはまぁ、部屋に入れと三人を招き入れる。

「俺達自分達がもってるやつに飽きちゃってさぁ。」
「俺を含めるな。」
「クラウドなら年上だから良いのもってんじゃないかなって、な、スコール。」
「頼むから俺を含めるな。」

クラウドは頷くと、ベッド下の収納スペースを開けた。

「好きなのを持っていくと良い。ちょうど新しいのと入れ換える予定だった。」
「「ありがとー!!」」

「さぁ、スコールも。」
「俺はいい!」
「我慢はよくないぞ?」
「してない!」
「まぁ、いいから見てみろ。」

そして見せられたのは…?
「こっ、これは…。」
「っ!?」
「隊長、スコールが倒れました。」
「これは仕方ねぇよ、えろすぎる……っ。」

バッツは立ち上がるとクラウドに手を差し出した。

「俺、今まで自分が一番えろいと思ってたけど、違ったな…。」
「バッツ。」
「完敗だぜ…。真のエロ大使は、お前だ。これからも、俺達を真のエロに導いてくれ。」
「っ、あぁ!」

ジタン一人の拍手が鳴り響くなか、二人はにこやかに、爽やかに、握手を交わした。


 エロ本を貸してくれ


(っておい、スコール!?)
(出血多量だな。)
(大丈夫か!?誰かっ)
((救急車ぁぁぁぁあ!!))




宙 110524
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