FFDD

□VS
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「私たちの方が強いわ!」
「いーや、俺たちだね!」

「…どうした?」

めずらしくティファとバッツが張り合っているので、ライトは問いかけた。

「姉ちゃん!私たちの方が強いよね!」
「だから、俺たちだって!」
「まてまて、何の話をしている。」

「「騎馬戦!!」」

「騎馬戦……?」

「そう!姉ちゃんを乗せて、私が先頭、ウォルとフリオに支えてもらうの!」

安定感重視だし、乗るのは姉ちゃんだし、完璧よ!
と、ティファはガッツポーズ。

「いや、俺が先頭、ティーダとヴァンに支えてもらって、スコールを担いだ方が強いって!」

スピードは早いし、乗るのはスコールだし、完璧だろ!
と、バッツはガッツポーズ。


「っていうか、実際にやってみれば?」


「ジタン!?」
「審判は俺やるし?」
「「よし、やろう!」」
「そうと決まれば、仲間を呼んでくるぜ!」

駆け出すバッツ。

「ちょ、本気か?!」
「姉ちゃん!二人を呼びに行きましょ!」
「おっおい!」

ティファに手を引かれて、ライトはやっと気づく。

(声をかけなきゃよかった。)

残念ですが、遅かったようです。





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