FFDD

□それは高い壁だった。
1ページ/4ページ



「温泉にいくぞー。」

何て緩いウォルの提案により、彼らは今近くの温泉に来ている。

「良い湯だな、はははん。」

歌い出すクラウド。
続くナイト。

「のばら!俺が背中流してやるッス!」
「あぁ、頼むよ。後、のばらじゃない。」
「お母さんは早くこっちに背中向けるッス。」
「お母さんじゃない。」

ティーダはフリオの背中を流しはじめる。

ラグナとウォルはサウナ室へ消えたらしい。

「ふぅ〜。やはり気持ち良いものだな。」
「ウォルに感謝だね。」

カインとセシルは湯船に浸かると騒がしい方向に目を移した。

もちろん騒ぎの中心はこの方。

「俺は男だぁぁあ!」

絶叫中のバッツさん。
さて、ことを振り返りましょう。
数分前。

『バッツ、なに壁なんて見てるんだ?』
『スコール、ジタン!良いところに!』

がっしり手を捕まれる。

『耳当ててみ?』

二人は言われるがまま壁に耳を押し当てる、そして聞こえてきたのは。

『お姉ちゃん、細いね、やっぱり。』
『なんだ急に。ユウナだって細いだろ。』
『胸も大きいし…。』
『ティナ、黒いものが見えるぞ。っていうかでかいのはあいつだ。』
『何で私よ。』
『ティファもスタイル良いよね〜。』

何て言うガールズトーク。





次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ