「温泉にいくぞー。」
何て緩いウォルの提案により、彼らは今近くの温泉に来ている。
「良い湯だな、はははん。」
歌い出すクラウド。
続くナイト。
「のばら!俺が背中流してやるッス!」
「あぁ、頼むよ。後、のばらじゃない。」
「お母さんは早くこっちに背中向けるッス。」
「お母さんじゃない。」
ティーダはフリオの背中を流しはじめる。
ラグナとウォルはサウナ室へ消えたらしい。
「ふぅ〜。やはり気持ち良いものだな。」
「ウォルに感謝だね。」
カインとセシルは湯船に浸かると騒がしい方向に目を移した。
もちろん騒ぎの中心はこの方。
「俺は男だぁぁあ!」
絶叫中のバッツさん。
さて、ことを振り返りましょう。
数分前。
『バッツ、なに壁なんて見てるんだ?』
『スコール、ジタン!良いところに!』
がっしり手を捕まれる。
『耳当ててみ?』
二人は言われるがまま壁に耳を押し当てる、そして聞こえてきたのは。
『お姉ちゃん、細いね、やっぱり。』
『なんだ急に。ユウナだって細いだろ。』
『胸も大きいし…。』
『ティナ、黒いものが見えるぞ。っていうかでかいのはあいつだ。』
『何で私よ。』
『ティファもスタイル良いよね〜。』
何て言うガールズトーク。
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