FFDD

□姐さん!
1ページ/4ページ



時刻は朝7時半。
何時もなら、11時辺りまで爆睡してやるところだが、最近はそうもいかない。

「姐さん!おはよう!!」

こいつ(ナイト)のせいで。


「さぁ皆、朝御飯だぞ。」

フリオの朝食を食べれるようになったのはいいことだが、眠い。

「おい、ライトニング、キュウリ残すなよ。」
「黙れヴェン。」

ギロリと睨むが横からの視線が気になりチラ見すると…。

じーっ

ナイト、頼むからそんなに私を見ないでくれっ!

(仕方ない…。)

意を決して私はキュウリを口に入れる。
そして、ジタンに顎で指図する。

「……ぅ、うわぁ、姐さん流石だな!嫌いなキュウリ食べれるなんて!ん?たまもグリンピース嫌いなのか?駄目だろ!姐さんみたいになりたいなら、頑張って食わなきゃ☆」

流石ジタンだ、見事な演技力だ!
若干笑顔がひきつっていたのと、語尾がおかしなことになっていたが、GJだ。

さて、ナイトが涙目になりつつグリンピースを食べ始めたとこだし、今日は何をするか考えるか。

後、フリオにキュウリは出さないよう言わなきゃな。
二度はごめんだ。

あんな吐き気のするもの、人の食うものじゃない!


※キュウリ好きの皆さん、すいません。





次へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ