Private Lesson 番外編 フォレスト版

□初めてのクリスマス
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なんて、勢いで着ちゃったけど、

なっ、なんか、めちゃくちゃ変な着方で恥ずかしいんですけどっ。

ハートの胸当てが小さくて、ちょっとした動きでポロリしちゃうよ。

「おおっ、いいねー」

口元をほころばせて視線を上下させる。

「つぼみのお尻って子供みたいで可愛い」

後ろ姿はお尻が剥き出しなのをいいことに触りまくるし、

「はみ乳、いや横乳が堪んないね〜」

胸当ての横からはみ出している乳房を指先でツンツン突っつくから、

これじゃあ

「もうっ、サラダ作れないっ」

頬を膨らませて怒ってみせる。

「いいじゃん、もうエロすぎて興奮してきた」

後ろから羽交いじめにされて、

「ぁっ…、だっ…だめだってばっ」

エプロンの下に手を突っ込んで直に触ってくる。

「料理なんて後でいいよ」

そりゃあ、お兄ちゃんが、もう殆どの下拵えをしておいてくれたから後はチキンを焼くだけだし、

私のすることなんてサラダとケーキのデコレーションくらいだけど。

「僕、もう慢出来ない」

切ない声と一緒に熱い息が首筋に吹きかかる。

「お兄ちゃんっ?」

ズボンのファスナーを下ろして熱い塊をお尻の割れ目にあてがってきた。

「ひゃっ」

いきなり?

あれっ?そのまま挿れられるかと思ったけど太腿の間を往復させるだけ?

「?」

「ちょっと素股だけさせて、大丈夫、ちゃんとたっぷり濡らしてから挿れる」

そういうとこは、律儀というか紳士的なのよね。

ぁっ…

ふぅ…ぅんっ…

お兄ちゃんの先っぽが当たって気持ちいいっ

ヌチャッ、ヌチャッ…

「つぼみ、感じてきた?ねえ、今日はつぼみが上になって挿れてみせて?」

「これもお願い?」

「うん、お・ね・が・い」

荒い息遣いで二つ目のお願いをされる。

「うっ…ん、頑張る…っ」

でも、これは私が初めてとかじゃないよね?

甘い空気に水を差す無粋な考え。

「あっ」

私の体の向きを変え、強く抱きしめられた。

「ふふ、そんなに僕の初めてがほしいの?」

「うん…」

「僕が初めて好きなった女の子は、つぼみだって知ってた?」

少年みたいな笑顔、

眩しすぎて瞳の奥が熱くなる。

だって、私、ずっと待ってた。

子供の頃から…

ずっと

「さて、じゃあ、愛を確かめ合おうか?」

まだ外は明るい昼下がりだというのに、

私は寝室へとさらわれた。
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