Private Lessonフォレスト版
□プロローグ
1ページ/1ページ
高校一年生の夏休み、従兄のお兄ちゃんに夏休みの間だけ勉強をみてもらうことになった。
お兄ちゃんは某有名大の大学生でとても綺麗な顔立ちをしていて、
美少年という響きがぴったりなのに、ちょとした仕草にどこか色気があって私はいつもドキドキさせられてしまう。
今日はお兄ちゃんの来る日。
家族は出かけていて夕方まで帰ってこない。
私は鏡の前で入念に身支度をしていた。
大きく胸のあいたカットソーにミニスカート。
セクシーポーズをとったりして谷間や足のラインをチェックしてみる。
「私もなかなかセクシーじゃない?」
いつまでも私を子供扱いするお兄ちゃんに少しでも女として意識してほしい…
そんな、ほんの乙女心のつもりだった。
ピンポーン
チャイムが鳴り玄関を開けると、私を見たお兄ちゃんはちょっと驚いたようで、
「つぼみちゃん、今日はどうしたの?
そんな色っぽい格好しちゃって」
そう目を細めていうと長い睫毛が揺れる。
もう、そう言うお兄ちゃんの方が色っぽくてドキドキしちゃうよ。
「ふーん、私だってもう子供じゃないんだよー」
無邪気に振る舞い階段を上がると、お兄ちゃんが階段を上がってくる気配がないので不思議に思って振り返る。
すると私の後ろ姿を上から下まで舐め回すようにみていて、
私の胸の奥がキュンとしてしまう…
次章→―第1章― Lost Virgin
Lesson1