Private Lessonフォレスト版

□Lesson27
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悪魔(サタン)は天使の中でも最も美しかったという。

ゼウスの怒りにふれ、地におちた堕天使(ルシファー)。



そんな神話がふと思い浮かんだとたん、ぞわっと、寒気に襲われ、全身に鳥肌がたち意識を失いかけ、

「クスクスッ、ちゃんと僕の言いつけを守って可愛い。膀胱炎になっても困るから、もう、いいよ、出して」

そう、遠くで聞こえるお兄ちゃんの声が私を引き戻す……

言われた通り、惚けた顔して解き放つ。



ふぁぁっ、きっ、気持ちいい……



散々いたぶられた後だから、尿道を通りぬけ放出される感覚にブルブルと身悶えしてしまう。

それに、この柔らかいものに吸われている感触はなんだろう?

なんて気持ちいいの。甘い声を漏らさずにはいられない。

「っ、ふうっぅん」

あまりの気持ちよさに自然と笑までこぼれてきちゃう。

「おっ、お兄ちゃんっ、すごく、きもちいいよぉっっ」

天国に昇るってこういうこと?

自分の唇を舌で舐めて、ご馳走をじっくりと味わう。

あぁっんん、もうっ、頭がおかしくなりそう。

「ぁっ、ぁっ、おっ、お兄ちゃぁんっ」

だから、だから、気がつかなかったの。

その可憐な穴を吸う柔らかく生暖かいものの正体が、


まさか、お兄ちゃんの唇と舌だったなんて……


飲み干されていく、

わたしの……


「いっ、いっやぁ、やめてっぇ、お兄ちゃん、そっ、そんなっ、わたしっ、わたしっ…」

もう、死んじゃいたいくらい恥ずかしいのに、高みに昇りつめていくカラダを抑えられない。

「だめぇっ、いっ、いっちゃうぅうっ…」

こんなことされてもイっちゃうなんて……、私……、私……。
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