Private Lessonフォレスト版
□Lesson25
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ピクピクと収縮を繰り返す窄まり、涎を垂れ流す女穴、どちらの敏感な場所も視線に晒されているだけ。
いつまでも、いつまでも、イク一歩手前の真綿で首を絞められるような緩い快楽が続き、
餓えたクリが絶頂の出口をもとめて疼いて痺れ、だんだん意識が遠のいていく。
「ぁあぅっン…」
遠くの方で乳首をいたぶる感触が意識を引き戻すのに、
「どういう意味も何も、約束した通りじゃない?」
「そのやくそくって、もしかして、ぁっ、あぁんっ……」
ぅっ、ッ、…………ぁっ、……っ……
……はふっ…ぅ…
イキそうで、イケない。
…ぁうっん……
本当はイキたくなんかないのかも、このまま永遠にもどかしい快感の波を一身に浴び続け、悶えて耐えて狂い死にたいって……
曖昧な快楽の海にとっぷり浸り楽しんでいたい。
うふっぅん……
体の存在も、どこにあるのか、わからない。
今、ここに存在するのはエロスを貪る淫乱な雌だけ。
「つぼみをこんなスケベな体に開発した責任はちゃんととる、だから自分を解放してごらんよ」
舌を出したお兄ちゃんの唇が私の唇に迫ってきて、
お兄ちゃんのキスの誘惑に勝てるわけもなく、無理な姿勢のまま顔を後ろに向けて舌に応えた。
セックスは激しくするくせに、いつだって甘くて、優しいんだから、お兄ちゃんのキスは。
「んっ…ぅっ…ふぅんっ…」
ねえ、責任って、それって、それって……約束と関係あることだよね?
「お兄ちゃん、すっ、好きっ……」
また一つ奥のエロスの扉を抉じ開ける。
ずるいよ、お兄ちゃん。
その扉の鍵をもっているのは恋心だって知ってるんだもの。
「っ……ぁっ…イクぅっ……あああっ……、お兄ちゃぁん……、おにいちゃんっ…すきっ……好きよっ……すっ…」