Private Lessonフォレスト版
□Secret Lesson
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ビリビリビリ――
お気に入りのブラウスを無惨にも引き裂かれ、白蝶貝のボタンが一つ、二つ、三つと宙に弾けとんだ。
意識と記憶が所々飛んでいて、
何故こんなところに自分がいるのか理解するまで少し時間がかかった。
ぼんやりと戻ってきた意識で部屋の中を見渡すと、その部屋は普通の部屋なんかじゃなくて床も壁もすべてが鏡張りになっているのがわかった。
「あうっ!」
そんなことをのんびりと考えていた私の背筋に荒い息を吹きかけ、
「ガキのくせに、いいおっぱいしてやがんなっ」
フォックを外す間も惜しいといった様子で、フリルのたっぷり付いた白いブラジャーを麗さんが荒々しくむしり取る。
「れっ、麗さん?」
最近、一段と大きくなった乳房は麗さんの大きな手にも余るほどの存在感があり、食い込んだ指の間から肉が溢れ出している。
「犯りたかったよ、お前を初めてみた時から…。お前もそうだろ?」
どうだ俺にお前も興奮してるだろうとでも言うように乳首の固い芯を摘み私にも見せつける。
熱い舌先で執拗に嬲られ、ピンク色の乳首がテラテラと唾液で光り、
自分のものとは思えない程、厭らしくみえた。
「あっ、ぁっ…」
力任せにスカートを下げられ布が裂ける音が聞こえる。
すでにラウンジでパンティーは脱がされていたから、
あっけなく麗さんに素っ裸を晒した。
恥ずかしがる私の気持ちなんておかまい無しに、体を隠そうとする手を引っ剥がし、
「俺に全部みせろよ」
天井から垂れているリボンのような柔らかい布で両手を吊し上げる。
「やっ、なっ、何するの?」
脚を突っ張らせて爪先で立つのが精一杯の辛い体制なのに、
「噛むなよ?」
そう言って唇を押しあててきた。
体を吊るされた格好のまま舌を差し込まれる。
「うっ…」
激しい舌の抜き差しに耐えきれず逃げる私の腰を強く抱き寄せ、
より深く舌を差し込む。
逃げ惑う私の舌を巧みな舌の動きが捕らえて逃がさない。
「ん…ぐっ…」
やっと長く苦しい口付けから解放された時、
麗さんの手にしている物に気づいて恐怖に身を強ばらせ、
「麗さん、もう、やめて!挑発したことなら謝るから…ごめんなさい…許して…お願い…」
必死に許しを乞った。
「悪いな、俺は未来くんのような優しい男じゃない。欲しい女はどんな手段を使っても手に入れる」
眼鏡の奥の野獣を秘めた瞳が光り、
「たとえ壊しててでもなっ」
幾重にも先が分かれている鞭が振り下ろされる。
バッチ――――ンッ
「いたいっ!!やめて――っ!」