Private Lessonフォレスト版
□Secret Lesson
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「いやあああぁぁぁっ、お願い、やめてえぇぇっ――」
皮を剥かれたクリトリスに細い針が突き刺さる…
「いたいっ!いたいっ!麗さんのバカッ!」
鋭い痛みがクリトリスに走ったけど、
――それも一瞬のこと。
抜かれる頃には、ドッと蜜が溢れ出し、腰から下の感覚が溶けてなくなった…
そのくせ、アソコだけはドクドクと脈打ち、お腹を減らした鯉のようにパクパクと口を開けている。
「したくて堪んないだろ?」
「……」
「このお注射されても強情はれるなんていい根性してんな。ますます気に入ったよ」
そうは言っても体を暴れ回る快感に中からあっちこっちと刺激されて、いつまで保つのかわからない。
アソコは今すぐにでも麗さんの男を沈めてほしいと願っている。
恐い…
麗さんもそうだけど、
火照っていく私の体は、
目を覚ました貪欲なメスに支配されていくのがわかるから――
きっかけは注射を打たれたからかもしれないけど、
そんなメスが私の体に潜んでいたなんて、
恐い…
私は、これから、愛するお兄ちゃんを裏切ってしまうだろう。
「さて、場所かえるかな」
麗さんは私の体を軽々と持ち上げ、肩に担ぐと鼻歌を歌いながらラウンジを後にした。
もう何をされるかはわかっていたけど、私に抵抗する気力など、
欠片もない――。
透き通った涙が静かに流れおち、麗さんの上着の背中に吸い込まれていった。