Private Lessonフォレスト版

□Lesson19
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「ツッ!」

私の唇に触れてきた柔らかいものを力任せにおもいっきり噛んだ。

口の中一杯に血の味が広がる。

痺れていて加減がわからなくて自分の唇も一緒に噛んじゃったみたい。

「つぼみちゃん、あんまり俺を怒らせない方がいい。何するかわからないよ?」

この人、恐い…

目を閉じて唇の傷口を舌で拭い、お互いの混じり合う血の味を堪能している。

再び目を開けた時は、さっきまでとは別人の顔をしていて、

捕らえた獲物をこれからどう捌こうかという高揚した瞳と、

唇の端には舐め啜った赤い血の痕があり、

今、俺は吸血鬼なんだって言われても納得してしまうほどの

この世ものとは思えない恐ろしさがあった。

「この礼はションベンさせるだけじゃすまないからな?俺にひれ伏させて、つぼみのま○こに挿れてくださいってケツ突き出させてやるよ」

手首を強引に掴んで引っ張り、

「来いよ」

麗さんの方に引き寄せられる。

「いやあっ、触らないで」

掴まれた手を暴れて振り払い、テーブルと椅子にぶつかながらヨロヨロと床に倒れ込んだ。

「そんなに暴れて怪我するぞ。つぼみちゃんは痛い方が好きか?」

薔薇の下で麗さんに色目をつかったのは私。

でも、それはほんのイタズラ…

いつも子供扱いされてばかりいた私に初めて向けられた大人の男の視線。

一人前の女扱いされたって勘違いして、

あの場の雰囲気も手伝って、

調子にのって小悪魔を気取って楽しんだ…

ただ、それだけのこと。

本当にお兄ちゃんを裏切って麗さんに抱かれたいわけなんかじゃなかったのに、

私、私、取り返しのつかないことをしてしまった。

「しかたない、おま○こにお注射でもするか?」

注射器を取り出してジリジリと迫る麗さん。

立ち上がろうとしても腕に力が入らない。

あれを打たれたらおしまいだっ!

力ない指先で床を伝って這って逃げようと試みるも、麗さんに両足を引っ張られてズルズルと引き戻される。

スカートが捲れあがってパンティーが丸見えになった。

「ほら、つぼみちゃん、お注射の時間だ。ちょっとクリトリスがチクッとするけどすぐに天国にイけるから」

「イヤッ。やめてっ、お願…い…」

パンティーに手がかかり私の恥ずかしいところが露になっていく。

「いやあっ、見ない…でっ」

「俺から離れられないほどいい思いさせてやるって」

両足を上げられ霰もない格好をさせられて、手をばたつかせて精一杯の抵抗をする。

「でかいおっぱいの割に子供みたいなクリトリスしてんな」

「やだぁっ…お願い…やめてぇ…」

「お注射の後は俺がいっぱい舐め舐めしてやるよ」

やめてえっ、

「助けて、お兄ちゃんっ、お兄ちゃんっ……おに…いっ…ちゃんっ…えっ…えっ」

何度もお兄ちゃんの名前を呼び助けを求めるのに、

おに…いっ…ちゃんっ

ラウンジには私と麗さんしか居なかった。

もう、だめっ…

諦めの涙が流れ落ちる。
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