Private Lessonフォレスト版

□Lesson7
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「いったいトイレで何してたの?」

お兄ちゃんの髪のいい匂いが上から降ってきて目眩がしそう…

その完璧なまでに綺麗すぎる顔にみつめられと、

さっきまでの行為を口にするのは、

惨めすぎて、

恥ずかしすぎて、

早くここから逃げ出したい。

顔を背けると、お兄ちゃんは私の顎を掴んで自分の方を向かせる。

「僕は何してたのか聞いてるの。ちゃんと質問には答えて」

わかってるくせに…

「だって…お兄ちゃん…何にも…してくれない…」

「もう一回言うよ、トイレで何してたの?」

わかってるくせに…

恥ずかしいことをわざと言わせてもっと惨めにさせる…

「トイレで……」



「トイレで何?」




「トイレでオ○ニーしてました。」


バレているとはいえ、自分の口から言葉にすると顔から火がでるほど恥ずかしい。

「つぼみちゃん、僕との勉強時間を抜け出してトイレでオ○ニーしてるなんて、そういうの淫乱っていうんだよ」

お兄ちゃんは冷たく言って、私から体を離して反対側の壁にもたれ掛かった。

急に生まれた体の距離に寂しさを感じる…

「そんなにエッチしたくてしょうがないの?」

「私…もう…我慢出来ないっ…してっ…してよっ…お兄ちゃんっ…」

脚をモジつかせて、切実な想いを打ち明けるのに、

軽く腕を組んで私を見つめるだけで何にも言ってくれない。

長いまつ毛が瞬きするたび揺れて、

ゾクッとするほど色っぽい…

でも何も言ってくれない…

何か言ってよ!

黙ってられると余計に惨めで恥ずかしいよ…





「おねだりでもしたら?」

暫くして、やっと、お兄ちゃんがこの気まずい沈黙を破って口を開いた。

「おねだり?」

「そう、僕の喜びそうなこと自分で考えてしてみてよ」



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