Private Lessonフォレスト版
□Lesson27
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「ねえ、つぼみって、いつも僕が触る前から濡れてるよね?」
「……」
「あれっ、違った?」
急にお兄ちゃんの指が離れて、
「えっ…」
やっと解放されたはずなのに、物欲しげな顔を向けてしまう。
「なあに?つぼみ?」
「…………ちっ、違わないっ、お兄ちゃんといるだけで、つぼみは、いつも、おまんこビショビショに濡らしてるっっっ」
「あははっ、つぼみ、わかってきたじゃない?」
苦痛と快感は、対極にあるようでいて、案外、紙一枚隔てたところにあるもの。
「そう、じゃあ、つぼみは、僕とのエッチなことばかり考えて、いつも、まんこ濡らしてるんだね?」
「うっ、うん…、そう。だって、だって、お兄ちゃんに触ってほしくて、ほしくて、しょうがないのっっ。おっ、お兄ちゃん、お願い、クリいじってぇ……」
責苦の先には絵も知れぬ快楽があるって、そこまでたどり着けたのはーーーー
”お兄ちゃんに女にしてもらったから”
無垢な少女の感性では耐え難かった嗜虐的な快楽の味を、女になった私が貪るように味わっている。
「もう、しょうがないなぁ、つぼみってやっらしいね」
そう、もっと……
もっと、もっと、
「もっと、して…」
尿道を内側と外側から刺激するお兄ちゃんのしなやかな指、その織り成す旋律に合わせ、
もっと、もっと、と苛烈な責苦の虜になって悲鳴のようなよがり声をあげる自分が自分でないようで恐い。
「つぼみ、声大きいなあ、まあ、この部屋は防音になってから、好きなだけ大きな声だしていいよ」
永遠に続くかのような執拗なお兄ちゃんの責め。
お兄ちゃんの透き通る瞳、普段は天使みたいにみえるけど、
今夜はなんだか、ぞっとするほど恐ろしく、そして、なんと魅惑的なんだろう。