捧げ物・頂き物・イベント物

□七夕
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 煙が鎮まると、現れたのは織女星っぽい格好をしながらも、きっちりセーラーを着たアホ大王。
 いつか過労で倒れる気がするのはきっと気のせいじゃないはずだ。たぶん。

「どうだ!!鬼男君!」

「どうもこうも無いです。さっさと元に戻ってください」

 大王の手からコンパクトを取り上げる。
 足元に落ちていた紐を拾うと、コンパクトを縛り付け笹の高い位置にかけた。

「鬼男君!!返してーー!!」

「こんな持ち主同様使えなくてトラブルを起こすだけの道具川に流すか燃やすかしないと僕がいつか倒れます」

「鬼男君の、鬼ーーーーーー!!!!」

「鬼ですよ。さっさと元に戻って、読者の皆様に謝ってください」
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