池袋最強とトリップ少女

□池袋人の憂鬱
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そして私は今、アニメイト池袋店の目の前に居る。


「おぉ…おぉおおお!!!!本店…!!!夢のアニメイトの本店!!」


めったに東京とかの都会に来る機会がなかった私は、遠くて手が届かなかったアニメイト本店に今居ます!!!


「いざ!出じnぶふッ」


レッツパーリーしようと思って行進したら何かにぶつかりました。


「…………へ?」


私がぶつかったのは某私の歌を聞けぇえの銀河の果てまで抱きしめて欲しいランカちゃん




…の等身大パネルだった。


「ですよねー!!」


一瞬私は混合トリップしたのかと思った!!!


「大丈夫っスか?」


「ごめんねー」


そのランカちゃんの等身大パネルの後ろから男女二人組が顔を出してきた。


「あ……いえ、こちらこそ」


全身を黒でコーディネートしたお姉さんオーラを醸し出す女性と糸目でなで肩の男性。

はいっ!みなさんもうおわかりですね!!狩沢さんと遊馬崎さんでした!!


「おや?………おやおやおや」


「おおおおーー!!」


そのお二人が私を確認すると目を輝かせ始めた。


「な、なんすか…」


  がしりっ


狩沢さんに肩を掴まれた。


「コスプレしてみない!?」


お姉さん、顔近いです。


「へ………いやいやいや!!コスプレってのはもっと可愛い子とかがやった方がい」


「じゃあそうと決まれば行こう!!!」


決めてねぇ!!!


「話聞いてました!?お姉さん!!」


「ねぇねぇ何がいいとおもう!?ゆまっち」


「そうッスねぇ…やっぱアレ」



……だめだ、聞いてねぇ。




こうして私は遊馬崎さんと狩沢さんにいきなりコスプレを進められ拉致られたのだった。










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