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□星に願いを2
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いつまでも気持ちを強く持っていれば輝いていられるのだろうか。


俺は死んだけど生きている。


どういうことかはわからないけど、あの時現れたマザーコアが俺にそう言った。今は十二宮Xレアのカード達が力を使い果たしてしまったから俺を戻す力がないのだという。


俺がいる場所はどうやら力を使い果たした星座の十二宮Xレアのカード達と一緒に彼らの故郷とも言えるであろう空に来てしまったらしい。
だから死んだけど生きている、そういうことみたいだ。


彼らが力を取り戻すためには星となり大地から太陽からエネルギーを少しずつもらうため時間がかかるらしい。


「はぁ―…。どこのサイ○人だよ」


もうどれくらいここにいるかわからない。
なにもないところで俺は一人で待ち続けなければならない。


「…まゐ」


帰りを待たせてる奴がいるのに。


「帰ったらどんな顔するかな?…やっぱ怒られるかな」


怒られるところを想像すると普通は恐いとか思うけど今の俺は違った。どんなことを言われようとしても今はただあいつに会いたい。


「まゐ、待っててくれ。すぐ帰るから」


その時辺りが明るくなり思わず目を瞑った。


「っ冷たい…?」


おそるおそる目を開けるとそこは海で深さは膝ぐらいだった。砂浜へ上がろうと歩き出すと見慣れた後ろ姿を見つけた。
髪を切ったのか長さは違うけど間違いない。


「まゐ…」


帰ってきたんだな。


俺は空を見上げて小さくお礼を言った。
そしてずっと会いたいと思ってた人の元へと向かう。



END

3へ続きまーす!笑





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