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□彼の本音2
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あれから何日か経ったけど、特に変わった様子はなくて…


「変わるってそう簡単なことじゃないもんね」


私は身支度を整え指令室に向かった。



―――――


「まゐ様、おはようございます!」


扉が開くとプリムとユースが揃って声を出した。


「おはよプリム、ユース」


「やぁ、まゐ」


「クラッキー、おはよ。…ダンはまだなの?」


「あぁ、でもそのうち来るよ」


ここまでは皆いつも通り。今日もそれなりな1日を過ごして終わるって思ってた。
でもそれは違うって私達はまだ知らなかった。



「まゐ、この地点…」


クラッキーがモニターを見ながら後に来た。
顔が真横にあるから椅子の背もたれに手を置いて体は前屈みになってると思う。


「ちょっと…」


「おい、クラッキー」


近いって言おうとしたらさっきまでここになかった声がして、振り向くとそこには腕を組んで立っているダンがいた。




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