銀魂夢小説

□第0訓
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あの日、江戸が血で染まった

多くの人々が犠牲になり、壊滅状態に陥った

空から舞い落ちる雪さえも、ほの紅く染まってみえる

そんな中俺は、3年前に目の前から消えた最愛の少女に殺されようとしていた
もう、抵抗しようと思わない

今、殺されたとしても俺は彼女を恨まない

恨むのは、自分の無力さだけだ

俺は、静かに目を閉じた

そこには、5年前の彼女の姿があった

俺は、彼女に向かって呟いた


『愛してる、今もずっとこれからも…』
 

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