リボーン夢小説
□標的0
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それはまるで…。
地獄を見ているようだった
辺り一面が血に彩られ、紅く染まった世界
そこで私は、自分の片割れと対面している
何故、神は私達を選んだのだろう
私達はただ、幸せを望んでいただけなのに
これが私達の宿命だとしたら…
私は、未来などいらない
片割れが闇に染まるのをただ見ているだけならいっそ、この手で壊してしまおう
私は、まぶたを閉じた
私達は運命(ディア)の申し子
だけど、私はそれを打ち破る
これは、私の幼い頃の記憶…
血塗られた私の失ったキヲク…