01/23の日記

23:50
言う
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白石・幸村




「えー本当?」
「ほんまほんま!これがマジやねんて!」
「だとしたらありえないよね」
「ありえへん奴ら多いで大阪は」
「白石が作っただろ?」
「作った?」
「話を」
「作ってへんよ」
「………本当?」
「作ってへんけど盛ったわ」
「やっぱりね」
「さすが幸村クンやなぁー。見透かされてもーた」
「でも面白いね。話作るの上手いよ」
「せやろ?よく一緒にいて楽しい言われるで」
「それ女の子からでしょ」
「せやけど………何や男にはおもろないって意味?」
「じゃなくてさ、モテるだろうから、そうかなって」
「まぁ、そうゆうとこも無駄あらへんもんなぁ俺。付き合ったら楽しいタイプやで」
「自分で言う?」
「事実やし。幸村クンも俺と付き合ったら楽しそうやなって思わへん?」
「思う」
「思うやろ?」
「うん」
「俺も幸村クンと付き合ったら楽しいやろなって思う」
「どうゆうとこで」
「んー色々」
「意味分からないけど褒められてるのかな」
「俺がそんなん思うなんて珍しいんやで」
「じゃあ褒められてるんだ」
「せやで。幸村クンは俺を付き合ったら楽しいやろって思てて、俺は幸村クンを付き合ったら楽しいやろって思てる。つまり俺らが付き合うのが早いな!楽しなるで」
「ふふ。そうだね」
「せやろ………」
「……………?」
「ほんならさっさと別れーや。あんなん幸村クンに似合わへん」

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