魔法界への旅立ち

□第1章
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いつもより肌寒い温度に香於里は眼を覚ました。

今は夏なのになんで、こんなに寒いの?


眼を開けてみるとそこには森林が立ち並んでいた。
しかも、辺りは真っ暗。



・・・きっと疲れてるんだ。それか、ここはまだ夢の中なのかも。

考えた末結論を出したが、夢にしては寒さを感じ、木々のざわめきまで細かに聞こえてくる。


それにしてはリアルなんだけど・・・

なんだか不思議な光景をしばらくボーっと眺めていると突然物音がした。


恐る恐る振り向くと

そこには、見事な髭の持ち主である外国人のお爺さんがいた。



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