魔法界への旅立ち

□第7章
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あれからしばらくサラザールと掛け合ったけれど杖は返してもらえなかった。


そして、私はヘルガにここで暮らす時の私の部屋に案内してもらってい。



ヘルガは長い廊下と隠し扉、階段(まだ自由に動き回らないみたい)を歩きながらこの学校に寮を造るかどうかについて話続けた。



「友達をつくるためにも寮はあったほうがいいと思わない?」


寮がないホグワーツなんて…


『寮はあったほうがいいと思う。
 学生生活も楽しくなるだろうし』



ヘルガは黒の背景に紫の蕾の花ががそよそよと揺れている絵の前に止まり、

花に右手をかざしながら言った。


「我が名はヘルガ・ハッフルパッフ



 我、ここに誓う


 我はホグワーツ創設者の一人であり、ホグワーツを守るもの」



すると、花の蕾が開いていくと同時に、蕾の中から穴熊が走り出て絵を走り回った。


それと同時に青色の霧が花から吹き出、絵の中を覆い尽くした。


「我に道を示せ」


ヘルガが合言葉を続けると絵のあった部分には人が通れるくらいの道が開けた。


ここは…



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