03/21の日記

21:57
ノルウェイの森
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ノルウェイの森は、中学生時代に一回読んだきりで、その頃は良く意味が分からないまま終わってしまった記憶がある。

今になってふと読みたくなったのは、まあ村上春樹ブームに便乗しただけとも言えるけれど、何かしら思うところがあったからだ。
ともあれ、本日書店に行って手にとってみた。

中学の時よりも、主人公に年齢が近くなってきた…むしろ追い越してしまった今、文章にすんなり乗ることが出来た。
あの頃は何をあんなに小難しく考えていたのやら。今はすらすら読めてしまうところに、多少なりとも自分の成長を感じることが出来る。

これを読んでいると、人にとって、重い過去というのは、その人の生き方に影響を与えても、その人自身が元々持っている性格には、あまり影響を及ぼさないのではということを考えてしまう。

まあまだ冒頭部分だけしか読んでいないが、少なくとも主人公に限っていえば、そう思う。

読み進めてみようかな。

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