陰と影
□ 1Q
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私は自分が嫌いだ。
いや、正確には自分の‘能力‘が
私は一度見たものは忘れない、いや忘れられない
みんなは羨ましがるけれど、忘れられないのは悪いことも。
だから自分が嫌い
高校に入ったら部活はしないで働いてテツに
いろんなものをプレゼントしようって頭の中で
考えてはいるものの多分テツは‥
考えてはいるけれどきっと自分で働いたのなら自分で使え
みたいなことを言われる、うん。
ま、悩んでも仕方ないし!
そんなこんなで、無事入学式も終わり教室
に戻る。
残念ながらテツとはクラスは離れてしまった。