読
□記憶
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時に、
人はえもいわれぬ視線を感じることがある
それは
生活の中で時たま出くわす
自室のベッドで寝転んでいたり
トイレに入っていた時だったり
または、
入浴中の時など……
その視線に不意に心拍数が上がり、恐怖を抱く者も少なくはないだろう
そして、人はその視線が気になるが故に
後ろ を向くだろう…
けれど、後ろには何もなくて安心・安堵感を得るだろう
なんだ、気のせいか
違うよ
そういった視線の正体は
後ろでも横でもなく…
あなたの 目の前に いるんだ
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