遊びは終わりだ・・・!
□兄の欲
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−現時刻、午前零時−
僕は自室で本を読んでいた。レオン兄さんから借りたぶ厚い小説を読んでいたらこんな時刻に。
時刻が時刻だったので本に栞を挟み、近くの机に本を置く。そして小さなライトに切り替えベッドに入ろうとした時、
コンコン
ルカ「こんな時間帯に一体誰だろう・・・?」
恐れつつ、ルカはドアのロックを解除し誰なのか問う。
ルカ「こんな夜更けに誰ですか?」
ドアの向こうから低い声で
ウルフ「俺だ・・・ウルフだ・・・中に入れろ・・・」
ルカ「ウルフ兄さんでしたか、今開けますよ」
いつも以上に低い声だったがルカは気にせずウルフを部屋に向かい入れた。
これが、とんでもない事になるとは知らずに・・・・。