ごみ箱

□幸村に仕返し
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目の前にある綺麗な寝顔。




『悪戯したい…!』





普段精市には散々な目にあわされてるし
こんなときに悪戯しないでいつするんだ!







『…にしても綺麗な顔だ…』








本当に顔は天使みたい。


性格は魔王で真っ黒だけどね。













す、と顔を近づけると






『ッ!?』






いきなり顔を抑えられ


精市と私の唇が重なる。









『な…!』


「ふふ、俺に悪戯しようなんていい度胸だね」


『う…だ、だって精市には散々な目にあわされてばかりだから、ちょっとやり返してみようかと…』


「散々な目?…あぁもしかしてセック『わあああぁーっ!!!!』






今モロ語言おうとしたよこの子!!!


…いや、この魔王にはなんで言っちゃ駄目なのかすらわかってないかもしれない。







「しょうがないな、今日はいつもより優しくするよ」

『へっ!?』

「じゃあさっそく」








寝てるときでも

起きているときでも







魔王様に悪戯なんて
もう二度としない



と誓ったある日のこと。



















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