拍手にあった小説群

□賭博黙示録咲―saku―
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賭博黙示録咲―saku―




「なんやナギ?いきなり呼ぶなんてどないしたん?」

なんや知らんがナギが屋敷に集合とか言うてウチを呼び出したんやけど……どないしたんやろか?


「どうしたと言われたら、ただ単に麻雀の面子集めだ」


「えぇ!?もしかしてゲームの数集めって麻雀の事だったの!?」


「ちょっとえぇかナギ?こん人は誰なん?ウチ初対面やで?」

ナギの隣にはなんかこぉフツ〜の何処にでも居そうな女の子……ってウチが女の子って言うのはおかしいか、年齢的に。女子高生くらいの?人がおった。

「あ、ども。はじめましてかな?私西沢歩って言います。一応ナギちゃんの友達やってます。よろしくね!」

「おぉ、ご丁寧にど〜も!はじめましてやな。ウチは咲夜。愛沢咲夜や!今後よろしゅう♪」


やっぱりフツ〜の人やな。ま、えぇわ。ナギがなんか「こんなヤツ友達な訳あるか!」とか吠えとったのが五月蝿いんが困ったモンやけど。


「で?数集まったってコトは麻雀やるんやろ?やるんならさっさとやらへん?」

素人もおるなら気軽に楽しめるやろしな。今ハヤテがその西沢さんに基本的な役を教えとるみたいやから……ま、少ししたら出来るやろ!


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