拍手にあった小説群
□秋葉原飛行
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秋葉原飛行
「相変わらず人が多いな」
「そうか?よく来るから実感がないな」
私達は今オタクの聖域『秋葉原』に来ている。なんでも実際店に行って買い物とかがしたいらしい
「1クールで看板が変わってしまうにはもったいないものが多いよな」
「個人的にはセキレイのアレは残して欲しかったな」
「むしろToLoveるのアレを残しといて欲しかった」
「だったら三千院家の財力駆使してどうにかすればいいだろ」
「こういうのは自分の力で買わないと意味が無いからな」
「金じゃ買えない価値があるもんな。意味も無くぶらぶら歩くコトによって見つかるモノもアキバじゃよくあるからな……」
今ここにいるのもその一つ。ガチャポンフルコンプが売ってるのをただ眺めてる
「これは金で買えるがな。さっさと出るか。お腹も減ったし」
「そういえばアキバに久しぶりに来たんだろ?ケバブでも食べに行くか?」
「ドンキホーテの銀だこの方が良い。ケバブは店の数が多くて当たり外れが大きいからな」
「ま、それもそうか」
ぶらぶらしつつ宝探しのアキバ旅。何を食べるかで争うのはオタク仲間ではよくあること
よくあるアキバの日常
「ちなみに何買いに来たんだ?」
「あぁそれか……免税店を買い取って別の趣味の店を作ろうと思ってな。免税店は邪魔なだけだし」
「………………そうか」
そんなナギお嬢様にはよくある日常
→あとがき