妄想過剰

□終演、これから現実
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酷く荒れた


荒野の丘


頂上で






雨が



孤独を強くする



ザァザァ




終わる事がないんじゃないかって位




深く




心を、凍らせる



......




凍ってもいいよ?





だって、無い。




アンタが。


温もりをくれる暖かい手が。


無くなってく。



ここに、居るのに




笑う事も


俺の名前を呼ぶことも出来ない



閉ざされた唇




足が、がくがく。


震え、止まらないんだ。


俺、最後に何話した?


どうしよう、思い出せない



上から痛く突き刺さるそれが




傷を付けるいつくもの刃ならば。






俺、アンタノトコロニ逝ケル


のに。






大好き。大好き。嫌だ。



ウケイレラレナイ



居ない、モウナイ



イヤダ




ッ、



「ぅわぁぁあ゛あああああああ―……」








虚しく空に。



アンタには届かない声



亡骸抱いて

お前と供に




戦う≪盃≫



交わした












オマエノ命、永遠に



オレガ、守る











.
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