替え歌・詩

□吉原ラメント:ジャイキリ・タンザキ:
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浅草ラメント


ホームタウン 今日も声が
人の間 駆けていく
練習着着て スパイク履き
芝生の上 多彩な仲間

14番 輝いた相棒(ひと)
憧れてた 応援した
それも今は同じフィールド(ところ)で
あなたの横 嬉しかった


『真は大勢の観衆の期待を咲かせるのが良いのだけれど
あなたは俺の気持ちを奪っていって 感情を 掻き乱すのでありんす』


偽りだらけのピッチ上
そして点を奪うんだろ
悲しいくらいに笑顔の あなた
浅草今日も晴れ

MF 俺を
好きになってはくれませんか
降り出す 雨の冷たさ
濡れる あなたに愛を



行き交う足 騒ぐチャントが
ひしめき合い 勝利へと
願うことは どうかいつか
貴方のこと 愛すこと


『真は心の置き場に使っているようだけれど
此方の両の眼から見えるあなただけは
俺をいつでも胸を高鳴らせてしまうのでありんす』

偽りだらけの恋愛
そして俺を惑わす
首元咲いた花びら
濡れる瞳に俺は言う

すみませんどうか俺と
一夜限りの戯れを
望むことと逆の
言葉心に刺さる


憂いを帯びた目と
合わす 果てる


『すんませ、……好きなんです………』


恋人ごっこの夜に
吐息「あっアッ」と鳴かせて
悲しいくらいに交わる あなた
心は今日も雨


偽りだらけの恋愛
そして俺を抱いてよ
悲しいくらいに見つめる あなた
耳元 好き と言う

先輩どうか俺を
買っていただけないでしょうか
咲きだす涙の跡に
落とす花びら 晴れ

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