神様はとんでもない者を落としていきました

□神者1
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ざわ、と居るはずの無い人の気配を感じ眠気眼をうっすら開ければ夢で出てきたあの男の子達


思わず声を上げると一斉に武器、刀を構える計8名

その殺気に思わず固唾を飲み込み後ずさりすればとても人様にお見せするような格好ではない格好が月明かりに照らされる



「なんだい?その着物は。南蛮の流行りかい?」
「い、いえ…」
「あ、足が…」
「あ、すいませんお見苦しいものを…」
「いえ、見苦しくは…違う!」
「え!?」



全体的に真っ赤な子は頭を抱えて悶えている

短パンにキャミソールといった冷房節約のための格好に照れているようだ

なんて初な………


これ以上赤面でおろおろされても困るので近くにあったTシャツを被る



「…南蛮、ってポルトガルの事ですか…?流行ってるかどうかは知らないです…」
「ぽる…?なんだいそのぽるってのは」
「え?」
「え?」
「もうよい黙れ前田の。して、女。」
「あ、はい…」
「ここは何処ぞ。」




「あ」


そういえば



「貴方達こそ、誰ですか…」




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