替え歌・詩

□朱色ーアカイロー
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神サマから「生きろ」って言われて
ココに生を受けた僕等
こんなまるい球の上じゃ
僕なんかすぐ転げ落ちてしまいそう


足踏ん張って手ぇ放し
頑張って2つで歩いてみるどんだけ頑張っても苦しくて
虚しいのはナゼ?


「もし僕が本当に落ちたら」
どうする?って君に問う
「後追って、私も一緒に」
なんて、君は僕に笑ったのに
誰といるの?何笑ってるの?
もう戻れないのなら
この手を君の朱で染めてしまおうか



朱い部屋の中で笑って
変わり果てた君を見る
「君が悪いんだよ?」と
君にしか聞こえない声でそう呟く


思い通り、ここまでは
これで僕は楽になんだろ?
だったらこれはなんなんだ
自分が嫌で仕方ない


「気持ち悪い。どうしよう。いつまでコレは続くんだろう」
僕の心“助けてください”なんて神サマに言ったら
目の前は綺麗な夕日。変な浮遊感
今迄で一番幸せだったかもしれない


2011.2.19 up

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