儚き夢うつつ

□捧げ物
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星が綺麗に輝く真夜中に

『まだ終わらないわけ?
アンタも仕事溜め込むの好きだねぇ…』

女物着物ではなく、男物の羽織りと袴を
着て壁にもたれ掛かっているのは
恋人である神憐

「うるせぇな、」
『言っておくけど、手伝わないからね』
「…チッ」

舌打ちをし、視線を神憐から
書類の方へ戻す、だが…

『でもやり過ぎは…
体に毒って言うから無理するなよ』

そう言って、部屋の隅にあった
俺の羽織りを肩にかけ、散らばった
書物などを片付け始めた
そういえば、大分冷えてきたと思う

「神憐も寒いんじゃねぇのか?」

と言ってみれば、

『…寒くない、平気』

と返してきたが、神憐は強がりを
言っている、これはアイツの嘘のSign

さっき羽織りをかけて貰ったとき
少し触れたアイツの手は冷たかった

「(天邪鬼なところもcuteだな…)」
『…くしゅん』

そう思っていれば、
小さく、くしゃみをする神憐

「ククッ…やっぱ寒いんじゃねぇのか?」
『寒くない…』

腕を摩っているのも
関わらず、未だ強がっている

「storyteller.身体が冷えきってるぜ?」
不意に、後ろから抱きしめてやった
手を触れてみれば、氷のように冷たかった
『ま。政宗…///!?』

月光に照らされた姿は妖艶で
とても美しく見とれるほどだ

「綺麗だ、神憐…」

そっと頬をなで、
耳元で囁いてやれば

『ひゃぁっ…///』

ビクッと肩を揺らし顔を真っ赤にしてる
そんな反応も可愛いと思ってしまう
口にはしない「好き」を咲かせる

俺らしくない…こんなfeelingに
してくれるのは…

「オマエだけなんだ……」


ちょっと強引な彼、
いつも先を越されてしまう
だから、いつも強がってる
けどやっぱり彼の方が一枚上手

『ま、政宗///』

自分の肩に顔埋める政宗を呼べば
少し顔を上げ、こちらを見てくる

「……っ!?」

そんな彼に不意打ちをつくように

口付けをした―――

甘い香り放つように
絡まるRip waltz
交差する気持ちを感じてたいの
吐息だけが許される感覚
わたしをゼンブ抱きしめて

「ククッ…オマエの
Gimmick Gameに乗ってやる…」

(夜空に掛ける甘い罠)
――――――――――――――

(甘い罠に掛かるのも悪くない)
(もっと君を教えて)

破廉恥!!



自分で書いてこんな感じに…
恥ずかしい、穴があったら入りたい…

てか会話なさすぎ!!
文才が欲しいです……切実に…

神憐様サイト一周年
おめでとうございます!
こんな駄作でよければ……
これからもよろしくお願いしますm(_ _)m

*管理人:暁羅*


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