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色違いの話
「ねぇねぇ!さっき戦った人のオタマロ、色違いだったんだよ!」
「それはそれは、珍しいですね」
「色違い…」
「あれどうしたの?」
「私、色違いに嫌な思い出が…」
「嫌な思い出…ですか?」
「はい、あれは私が初めてポケモンを手にいれてすぐの話です」
『今日からそのゴクリンが君のパートナーだ』
『よろしくね、ゴクリン!
名前はそうだな…じゃあゴきちさん!』
『ゴクゴク!』
『これで他の町に行けるよ〜
早速出発!バトル楽しみだなぁ!』
ガサガサ
『あ!野生のポケモ………!』
『ガウ!』
『き、金色の…ポチエナ…』
「ポケモン貰ったばっかりの私が空のモンスターボールを持ってる筈がなかったんですよ」
「………」
「………」
「泣きながら倒して、隣町のショップでモンスターボール10個程買ったのは良い思い出です
まぁその後野生の色違いを見たことないんですけど…」
「………きっとまた出るよ、金ポチ」
「そうですよ…」
「そ、そうですね…そうですよね、きっと………」
ルビサファ実話ネタです
オダマキ博士救出時に金ポチは酷い
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